近年のパチンコでは「パーソナルシステム」が続々と導入されています。
今までドル箱で管理していた出玉を、カードで効率的に管理できるようになりました。
ドル箱が不要になったことから、出玉の数が正確に把握できるようになったり、大当たりする度にスタッフを呼び出す必要がなくなったりと、パーソナルシステムには様々なメリットがあります。
中には、使い方がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、パーソナルシステムの使い方や再プレイ方法、メリット等に関して解説していきます。
- パチンコのパーソナルシステムとは
- パーソナルシステムの使い方
- パーソナルシステムのメリット
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パチンコのパーソナルシステムとは
多くのパチンコで導入が進められている「パーソナルシステム」とは、カードを使った新しいパチンコ玉管理システムであり「各台計数機」です。
遊戯者がパチンコ玉をカードに記録し、計数や交換を行う新しいシステムのことで、今自分が持っている玉数を数値で確認することができ、使い方がとても簡単です。
従来、玉は箱に入れて管理していたため、座席の後ろに積み重ねたり、ホール内で重いドル箱を持ち歩いたりして遊戯を行う必要がありました。
その後、パーソナルシステムの導入により、その手間が大幅に削減されました。
多くのパチンコ店にてパーソナルシステムを導入したことで、お客様の利便性の向上や機種選びの自由度が増しています。
全国のパチンコ店のうち、1,635店舗の約20%(2019年時点)でパーソナルシステムが導入されており、今後も導入する店舗は増えていくと考えられます。
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パチンコのパーソナルシステムの使い方
ここでは、パチンコのパーソナルシステムの使い方に関して、分かりやすく解説していきます。
- 紙幣を入れて通常通り遊戯開始
- 出玉を獲得したら下皿に流す
- 返却ボタンを押して出玉が入ったカードを交換
紙幣を入れる
遊戯を開始するまでは、パーソナルシステムも従来のドル箱タイプと同様の使い方で、まずは選んだ機種のパチンコ台に座り、左側の「サンド」というお金を入れる場所に紙幣を入れます。
「玉貸」ボタンを押してパチンコ玉を借り、通常通り遊戯を開始します。
出玉を獲得
大当たりをして出玉を獲得した際、今までのドル箱タイプの場合は、獲得した出玉をドル箱が満杯になるまで入れて、満杯になったら別のドル箱に入れていくという取り替えが必要でした。
また、出玉の計数のため、大当たりする度にスタッフを呼び出す必要がありました。
パーソナルシステムの場合は使い方が簡単で、下皿のレバーもしくはボタンを操作して、パチンコの出玉を流すのみとなります。
後は、パーソナルシステムが自動で出玉を計数してくれるため、ドル箱の時のように大当たりする毎に、わざわざ計数のためにスタッフを呼ぶ必要はありません。
出玉が入ったカードを交換する
遊戯終了後は、「返却」ボタンを押すことでパチンコの出玉が記録されたICカードが、パーソナルシステムから出てきます。
最初に入れたお金がまだ残っている場合は、精算機にて残高精算が必要です。
精算機にICカードを入ると残高が返金され、持玉が入っている場合のみICカードが出てきます。
ICカードをホールのカウンターに持っていくことで、獲得した出玉と同じ価値の景品と交換が可能です。
その後の流れは、ドル箱の際と同等になります。
また、台移動をして引き続きパチンコをプレイしたい場合は、以下の手順で再プレイが可能です。
- 「返却」ボタンを押す
- パーソナルシステムから回収したICカードを、プレイしたいパチンコ台に入れる
- ICカードに記録されているパチンコ玉で再プレイできる
ドル箱がないため、わざわざ台移動の度に重いドル箱を持ち運ぶ必要がありません。
パチンコのパーソナルシステムの4つのメリット
ここでは、パチンコのパーソナルシステムのメリットに関して、分かりやすく解説します。
- ドル箱の交換が必要ない
- 出玉の正確な個数を把握できる
- 台移動が楽ちん
- 計数のためにスタッフを呼ぶ必要がない
ドル箱の交換が必要ない
従来は遊戯中、パチンコを楽しむ際、出玉が多くなり溜まってくるとドル箱の交換が頻繁に必要でした。
特に大量の出玉を得る際、そのドル箱を運ぶ手間や空いている箱を探すストレスがありました。
ドル箱は、席の後ろに積んでいくという方法が主流でしたが、通路の妨げになったり、通路が狭くなることでドル箱を他人に蹴飛ばされてしまったりという問題もあります。
しかし、パーソナルシステムの導入により使い方が簡単になり、パチンコの出玉はカードに記録されるようになったことから、ドル箱がなくなりました。
その結果、遊戯中の中断や移動の手間が大幅に削減され、ストレスフリーな遊戯体験が可能となったわけです。
ドル箱によって通路を塞ぐこともなくなったため、遊戯している本人だけでなく、周囲の人も移動がしやすくなりました。
出玉の正確な個数を把握
従来のドル箱での運用の場合は、出玉の計数は目視や手動でのカウントが必要でした。
遊戯中は正確な数を把握することができず、不明瞭な状態で進めることになります。
また、計数の誤差や出玉を間違える可能性が常にありました。
パーソナルシステムでは、パチンコの出玉の数が正確にカードに記録されることから、従来のように目視や手動での計数をする必要がなくなりました。
遊戯中も正確な出玉の数が数値で表示され明確に把握することができるため、投資金額と比較して収支を考えながら遊戯を進めるという、有効的な使い方ができます。
システムによって正確に計数されるため、誤差やミスを心配することなく、正確な出玉数を確認することができます。
台移動が楽ちん
従来のシステムでは、他のパチンコ台へ移動するとき、重いドル箱を持ち歩く必要がありました。
複数のドル箱があると移動するだけでもかなりの労力がかかるもので、ドル箱が多すぎる場合は一度換金するなど、多くのプレイヤーにとって大きな負担となっていました。
しかし、パーソナルシステム導入後は、出玉がICカードに記録されるようになったため、そのまま次のパチンコ台に入れるだけで再プレイができるようになっています。
ドル箱がないため、わざわざ持ち歩く必要がなくなり、店舗内での台移動が簡単になりました。
ICカードの使い方によって、様々なパチンコ機種の試遊が容易となり、パチンコの遊戯体験がより豊かかつ効率化につながりました。
店舗によっては、レート間の移動もスムーズにできるようになっており、4円パチンコで獲得した出玉をそのまま1円パチンコで遊戯ということが可能なところもあります。
計数のためにスタッフを呼ぶ必要がない
大当たりして出玉を交換する際、従来の場合は「呼び出し」ボタンを押してスタッフを呼び、計数を行ってもらう必要がありました。
この一連の流れは、大当たりする度にスタッフを呼び出さなければいけないという手間だけでなく、時間がかかるため、遊戯の中断が生じる原因となっていました。
パーソナルシステムでは、出玉の数がICカードに自動で記録されるため、大当たりする度にスタッフを呼ぶ必要がなく、待ち時間もなくなったため、スムーズな遊戯が可能です。
その後の使い方もとても簡単で、遊戯終了後はICカードをホール内のカウンターに持っていくのみとなります。
パチンコのパーソナルシステムはメリットがいっぱい
パチンコのパーソナルシステムの概要や、使い方などを解説しました。
パーソナルシステムは使い方が簡単なうえに、導入によってパチンコの遊戯がさらに便利で楽しくなり、プレイヤーとスタッフの双方にとって大きなメリットがあります。
パチンコは日々進化し、遊戯者の利便性を追求し続けています。
新しいパーソナルシステムの導入により、従来の多くの煩わしさが解消され、使い方がより快適な遊戯環境が実現しています。
多くの店舗でこの新しいパーソナルシステムが取り入れられている今、そのメリットを存分に享受し、ストレスフリーなパチンコ体験を楽しんでください。
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